協会の概要

千葉ウィスコンシン協会設立趣意書

　千葉県と米国ウィスコンシン州とは、平成２年５月２１日にウィスコンシン州マディソン市で姉妹提携の調印をして以来、十数年にわたり主に文化、教育の分野を中心に交流を深めて参りました。

　これまでに、様々な交流事業によりウィスコンシン州を訪問された方、ウィスコンシン州からの使節団が千葉県を訪れた際に交流事業に参加された方、留学や仕事のため同州で生活されたことがある方など、たくさんの方がウィスコンシン州と何らかの関わりを持たれています。

　これらの方々にとって、ウィスコンシン州やウィスコンシン州民との関わりは多種多様ですが、共通することが一つあります。それは、ウィスコンシン州を一度でも訪れた方は、千葉県との交流組織であるWisconsin-Chiba Inc.をはじめとするウィスコンシン州民の温かいおもてなしに感銘を受け、今度はこちらが恩返しをしたいと思い、また千葉県を訪れた ウィスコンシン州民とふれあう機会に恵まれた方は、今度は自分がウィスコンシン州へ行ってみたいという気持ちを抱いていることです。

　私たちは、「もっと多くの方々にウィスコンシン州との交流に携わっていただき、こうした素晴らしい経験をしてほしい。」という思いから、ボランティアの方々と共に、姉妹交流組織「千葉ウィスコンシン協会」の設立に向けて準備を進めて参りました。

　「千葉ウィスコンシン協会」は、文化、教育、学術、経済など様々な分野で、ウィスコンシン州民との交流を図り、相互理解と友好親善を深め、千葉県・ウィスコンシン州双方の発展と将来にわたる友好関係を築くことを目的に、

　これまでウィスコンシン州との交流は、どちらかと言うと行政主導により進められてきた面がございましたが、私たちは行政との連携の下に、県民が主体的に企画・実行する姉妹交流を目指して参ります。

　 私たちは、ウィスコンシン州の良さを一人でも多くの方に知っていただくとともに、県民が主役となった新しい姉妹交流のステージを展開するため、姉妹交流組織「千葉ウィスコンシン協会」をここに設立いたします。

皆様の御参加と御協力により、永続的なウィスコンシン州との友好関係を築いてまいりましょう。