設立までの経緯

姉妹交流組織「千葉ウィスコンシン協会」設立までの経緯

 千葉県と米国ウィスコンシン州とは平成2年の姉妹提携以降、文化・教育の分野を中心に 相互に使節団を派遣する等の友好親善を深めてきました。 これらの交流事業は、ウィスコンシン州側が民間非営利団体である「ウィスコンシン千葉 委員会(Wisconsin-Chiba Inc.)」が州政府と連携して実施しているのに対し、千葉県側は主として行政が中心となって実施してきました。

昨年度、県では「ちば2003年アクションプラン」で、県民が主役となった自立的な国際交流を促進することを重点事業の一つに掲げました。
ウィスコンシン州との姉妹交流についても、これまで築き上げてきた交流実績を土台にして、県民がその能力を十分に発揮しながら、自らの手で交流事業を企画・運営できるように、受け皿となる民間の姉妹交流組織を立ち上げることができないか、県民とともに検討を始めることとしました。

民間の姉妹交流組織の発足に向けて、交流事業によりウィスコンシン州に派遣されたことがある県民を中心に、留学等により同州に在住した経験のある県民や、国際交流に関心のある県民等が、県の呼びかけに応じて集まり、昨年8月から毎月1回土曜日に、検討のための会議を開催してきました。
会議では、姉妹交流組織のあり方や組織体制、運営方法等について、ボランティアと行政が、それぞれの立場から忌憚のない意見を出しあい、一つ一つ積み上げるように案をつくってきました。

姉妹交流組織を立ち上げるにあたっては、永続的に交流活動が展開できるようなしっかりとした体制とすること、県民が主体的に生き生きと交流事業に参画できるような環境とすること、また、姉妹交流がより幅広い分野で展開できるような組織とすることを、常に念頭に置きながら準備を進めてきました。

本日発足する「千葉ウィスコンシン協会」は、これらの考えを引き継ぐとともに、大勢の 会員・役員の皆様の参画を得ながら、千葉県とウィスコンシン州の永続的な姉妹交流を担う 組織として今後も成長していくものと確信しています。

◆「千葉ウィスコンシン交流事業検討委員会」の開催状況

第1回* 平成15年 8月 2日(土)13:30~16:00 千葉勤労者総合福祉センター
第2回* 平成15年 9月 6日(土)13:30~16:00
第3回 平成15年10月 4日(土)13:30~16:00 (財)ちば国際コンベンションビューロー内
千葉県国際交流センター
第4回 平成15年11月 8日(土)13:30~16:00
第5回 平成15年12月 6日(土)13:30~16:00
第6回 平成16年 1月10日(土)14:00~16:00
第7回 平成16年 2月 7日(土)13:30~16:00
第8回 平成16年 3月13日(土)13:00~16:00
3月25日~4月4日 ウィスコンシン州友好使節団派遣
第9回* 平成16年 4月17日(土)13:00~16:00 (財)ちば国際コンベンションビューロー内
千葉県国際交流センター
第10回* 平成16年 5月15日(土)13:00~16:00
*第1回、第2回は「姉妹州交流組織の立上げに係る検討会議」の名称で開催
*第9回以降は、「千葉ウィスコンシン協会設立準備委員会」に名称を変更